【スタッフKEI】 カスタムブログ「TRIUMPH スクランブラー キャブ車」

何とか11月に間に合いました💦笑

今回はスクランブラーをカスタムしました♪スクランブラーと言っても現行の「ストリートスクランブラー」ではなく、空冷の「スクランブラー」。当時はまだスクランブラーが流行りでなかったこともあってか、あまり出回っていないモデルに感じます。その中でもこちらは希少なキャブモデルになります😳

トライアンフを知る人ならエンジンを見て「ん?」と思うかも。それもそのはずでこちらは”FIモデルの空冷865㏄エンジン”を搭載しており、燃料供給装置はキャブレターを採用した特殊な車輌😗2006年から続くスクランブラーシリーズの中で最初期の1年だけ生産された希少な1台です。さらにクランクシャフトは当時アメリカとスピードマスターに採用された270度クランクを乗せた異端児と言えるモデルなんです!

うんちくはこの辺にして早速タンクは弊社カスタムではお馴染みのスチールヘアライン仕上げ。もちろんクリアコーティングしていますのでサビやくすみの心配無しです👍鏡面より作業は楽ですが、綺麗にヘアラインを入れるのは難しいですね。

元は剥がすのが忍びない青白カラー😭もちろんキャブモデルですのでタンクはクラシックな人気の細身タイプです。

キャブ車なのでエンブレムもプラスチックではなく金属製。両面テープではなくネジ止めのタイプです。今回はスクランブラーらしくキャンディグリーンにペイントしてみました✨シルバーをペイントしてからグリーンを何度も塗り重ね…結構手間です笑

ヘッドライトもスクランブラー専用でボンネビルより小さいです。嬉しいことにガラスのカットレンズ。やっぱり味がありますね♪

ウインカーはデイトナ製の極小LEDウインカー。ハーレーではお馴染みのスイッチボックス下に取り付けました!ここが一番スッキリまとまりますね🙂視認性も問題無しです。

走ると絶対に塗装が剥げるオイルクーラーもリペイント。細かいところですが、案外目立ちます💦

このエキパイの取り回しが最高に格好良い😭エキパイに溶接された純正ガードステーは全て切断してブラックのバンテージを巻き付け。マフラーガードは何故か弊社にあったアルミ板で作ったワンオフ品。バンテージのガラス繊維とアルミの鉄粉で地面が大変なことになりました。

本物のKEIHIN CVKキャブです!😳よく聞き比べないとわからないレベルですがキャブ車の方が歯切れ良い乾いたサウンドがします。

ルーカススタイルのテールもヘアラインのフェンダーに合わせてクロームではなくポリッシュをチョイス。

ハンドルも純正より少しローダウンのバーをカスタム!純正ミラーではデカすぎるので小ぶりなものに交換🙂

ライディングポジションは自然で乗りやすいですが、スクランブラーのエキパイ形状上ニーグリップは少ししにくいかな🤔それにしても270度クランクの歯切れの良いバーチカルサウンドが良いですね♪

なかなか市場に出回らない希少モデルですのでご検討中の方は是非お早目にお問い合わせください!