【スタッフKEI】MOTOGUZZI ルマンⅢをメンテナンス!

お客様からルマンⅢの定期メンテナンスのご依頼をいただきましたので作業をしていきます♪弊社にも現在同じモデルを販売していますよ😊

まずはオイル交換から。

今回はオイルエレメントの交換は無し!モトグッツィはオイルパンを外さないとエレメント交換ができないので結構手のかかる作業になるんですよね笑

使うオイルはASHのPSE。個人的に80年台のバイクにはこれがしっくりきます。

ミッションオイルも交換。使うオイルはMOTULのギアオイル。モリブデンが含まれているので色は黒色!次回オイル交換の時に「めっちゃ汚れてる!」と焦らないでくださいね😂MOTULの容器は直入れができるノズル付きなので便利ですよね♪

BMWと同じシャフトドライブなのでファイナルギアも交換。指定は80w-90あたりですが今回は85w-140を入れます。現行のモトグッツィと同じ粘度ですね。ちなみに色は赤色。

ブレーキフルードは前後ともそれなりに劣化していたので交換します。

ルマンのブレーキは特殊でハンドブレーキ=右フロントブレーキ、フットブレーキ=左フロントブレーキ&リアブレーキに繋がっているんですよ!最近の原付で採用されているコンビブレーキのシステムとちょっと似てますね😁ちなみにモトグッツィではこの機構をインテグラルブレーキと言います。

デロルトのPHFキャブもオーバーホールします。基本はPHMと同じですがスライドを動かす仕組みが少し違いますね。

デロルトのオーバーホール時に欠かせないのが加速ポンプの交換。デロルトのOHキットには入っていないので別途準備…。ついでにユニオンも丈夫なメタル製に交換しておきましょう👍

後は灯火系統の接点など細かいところを修理して、キャブの調整も兼ねて試乗を重ねれば完成です♪

DUCATIとBMWの特徴を組み合わせたような独特な世界観を持つMOTOGUZZI!ゆったり走ってもクイックに走り込んでも楽しませてくれる素敵なバイクです😊

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