さて前回はエンジンを下ろしましたので今回はボアアップをしていきましょう!
使うのはポリーニの75㏄キット。なぜこれにしたかと言うとプラグがHSからESになる特別感&キットの中で一番高価だったから…というのは半分冗談で本当はチャンバーがポリーニだから🤣どうせならポリーニで統一させてレーシーな感じにします!
組み付ける前に下準備。流石はポリーニ製、品質は良いですが念のためにペーパーでシリンダー内のバリを削っていく。空気の流れやピストンの動きをイメージしながら黙々と作業…ピストンリングのクリアランスも調整。今回はトップを0.35㎜、セカンドを0.30㎜にしています👍
ではベスパのシリンダーとピストンを外していきましょう。このピストンとコンロッドを見て可愛いと感じ始めたら末期です🙄
ボアアップと言えばやっぱりこの比較画像でしょ!小排気量だから25㏄アップと聞くとパッとしませんが比較すると1.5倍。400㏄なら600㏄になるようなもの!この差は大きいです😲
ピストンとシリンダーを装着していく。もちろんガスケットも交換してますよ!どんな走りになるか完成が楽しみです♪
排気量を上げたら次はギアとクラッチを交換。力強いエンジンのパワーをしっかり受け止められえるよう4枚強化クラッチを装着!クラッチやガスケットのコルクを見るとワインが飲みたくなるのはただ酒が好きだからでしょうね🙄笑
ボアアップパーツでは定番のピナスコ16Tギア。せっかくクラッチカバーも外しているので内部もきれいにしておきます。しっかり組めたらドロドロの外側も綺麗にしましょう!
befor
after これでエンジンは完成!🥳
場面は変わってボディの塗装。今回は私の修行先でオールペイントをしていきます!まずは徹底的に洗車。大抵ベスパはオイルや泥でベトベトになっているので油分をとるのも一苦労💦
サフェーサーを入れるために表面を研いで下準備…。私の師匠にも手伝っていただきます🙇♂️この作業だけでも数時間コース😵
小さな凹みの板金も師匠の手にかかれば朝飯前!これが経験の差と言うやつですね🥺余談ですが師匠はKissFM神戸で流れるスパシャンのCMのモノマネが異様に上手いです🤔
あ、剥がしてしまう前に…こちらのベスパは正規輸入車ですよ♪
では満を持してサフを吹いていきます!今回は師匠がいるので安心な反面緊張します。緊張しいのわたくしKEIは作業を隣で見られるとやりにくいタイプな訳で…🙄
原付とはいえ普通のバイクより塗装面積の多いベスパは作業が大変です。
そしてサフがしっかり乾燥したら次は表面を耐水ペーパーで研いで艶々にしていきます。このサフの表面がそのまま塗装の肌になるので絶対に手は抜けません!
左が何もしてない状態。右が研磨した状態。この差は歴然です!こうやって全面をペーパーで研いでいきます。
しかしこの作業が本当に地道で時間がかかる!…もう何時間研ぎ続けてるでしょうか。手は抜けないものの気が遠くなる作業です😭
つづく