【スタッフKEI】 「VESPA PX125修理」

岡山県のお客様よりベスパ修理のご依頼をいただきましたので修理していきます👨‍🔧灯火不良・シフト不良・オイル漏れ等々…。気持ち良く乗れるようしっかり手を入れていきましょう!

ハンドルを分解して洗浄・段取り。PXのシフトハンドルには配線側からしか外せないウインカースイッチとクラッチスイッチが付いており、しかもその配線は車体の奥まで繋がっているのでハンドルを外すのは厄介です。今後はお客様ご自身でも整備をしたいとのことでしたので、すぐにハンドルを取り外せるよう配線にカプラーを取り付けました👍

グリスアップ完了。綺麗なハンドルは気持ち良いですね✨メーターワイヤーもお持ち込みいただいた新品のものに交換。ベスパのワイヤー交換は慣れとコツが全て💦油断していると地獄を見ます笑

メーターカバーのネジ穴のヒビも修理します。ここのネジを締める際トルクをかけすぎると最悪メーターカバーがパキッと割れます😨

同じ樹脂素材でリペアしました。少し色は違いますがスモールのペパーミント塗料があったので塗っておきました♪実は同じペパーミントカラーでもスモールはグリーンが強くてラージはブルーが強いんですよ😄

さて次は灯火類の修理。全てのライトが付かないという状況でしたので原因を調べてみるとレギュレーターの故障と判明。新しいものに交換したらしっかり付くようになりました♪

なんでそんな部品が壊れるの!?と日本車に乗る方は驚かれるかと思いますが…理由は簡単で”DUCATI製だから”です❗️笑

次にオイル漏れの修理。確認するとキャブホールから漏れていたのでガスケットを交換。ベスパではあるあるの個所です。純正はペラペラのガスケットなのでオイル漏れの少ない肉厚なものに交換しました。

外しついでにキャブも洗浄します。ベスパに限らずキャブ車は洗ってセッティングしてあげるだけで格段に調子が良くなります。

前後ブレーキの洗浄・サビ取り、オイル交換…

長いミラーステーも短くカットして綺麗に取り付け。

エンブレムを新品に変えたり、ハンドルクランプも取り付けて…完成。後は試乗!と思いきやエンジンをかけてギアを入れるもクラッチの切れがイマイチ良くない😱

急いでお客様に連絡をしてクラッチ部品取り寄せ。

どうやら前オーナー様がボアアップの際にクラッチも交換しているようで純正クラッチとは違いますね。ラージベスパはモデルによってクラッチが違うので部品交換の際は自分のベスパがどのクラッチかよく確認してから注文されることをオススメします!

これで修理完了♪快調に走ってくれて嬉しいです😆

瀬戸大橋?ではなくて明石海峡大橋です。岡山に帰ったら次は瀬戸大橋まで連れて行ってもらえるといいですね😁

お客様大変お待たせいたしました。また何かございましたらお気軽にご相談ください👨‍🔧

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